ある出来事が起きたとします。
その出来事を、ある人はラッキーな出来事だと解釈しました。
また別の人は不幸な出来事だと感じました。
これはどちらも正しいのです。
自分の身に何かの出来事が起きた場合、それ自体は中立であり、いいことでも悪い事でもありません。
それを受けて、利害関係のある人が "良い事" とか "悪い事" という評価を与えているに過ぎないのです。
例えば、病気になって入院したとします。
これ自体は単なる事象であり、この段階ではいい事でも悪い事でもないのです。
入院によって仕事は長期間の休みを取らざるを得ない状態になり収入もなくなりました。
この事に重点を置いて考える人は悪い出来事だという評価を与える事になるでしょう。。
2007年春場所の千秋楽、同じ2敗で並んでいた朝青龍と白鵬。
朝青龍は千代大海相手に立会い右に変化。
正面から突進していった千代大海はそのまま土俵に崩れ、はたきこみで横綱朝青龍の勝ち。
朝青龍はこれ以前にもけたぐりを用いた事で周囲からヒンシュクを買っている。
白鳳も勝ち、2敗同士で勝った方が優勝決定となった大一番、今度は白鳳が身をかわして朝青龍の頭を押さえつけはたきこみの勝利。
相撲の取り組みを見に来た満員の観客からはおおきなため息が漏れた。
観客が見せられたのは相撲の取り組みではなく、勝ちにこだわったあさましい対戦だった。
この両者の取り組みを見ていて私が感じたのは、"因果応報の法則"
朝青龍が選んだ決着のつけかたを今度は自分自身が受け取った形だ。
この法則に従えば、次は白鳳が同じ作戦で敗れるはずだ。
なお、因果応報の法則は、勝負には適用されない。
前回、相手に負けを与えたから今回は自分が負ける という事はない。
勝ちか負けかは実力が影響するからだ。
因果応報の法則は人間の力が及ばない領域で適用される場合が多いようだ。
明石家さんまといえば現在の芸能界を代表する人気者であり、才能あふれるお笑いの第一人者だ。
最近の彼の言動を見ていると、彼がなぜここまでの地位を築けたのががよく分かる。
明石家さんまは 石原真理子が最近出版した本 "ふぞろいな秘密" の中で、過去の男性の一人として実名で書かれた。
それも、ベッド上での立ち居振る舞いなどを詳細に書かれたようだ。
普通なら ピンチ とか 不名誉 という部類の出来事と考えるのだろうが、そうではないのがさんま流だ。
彼はこの出来事をチャンスととらえ、事ある毎にこの出来事をお笑いのネタにしている。
このプラス思考こそ、彼がここまで登ってくる事ができた原動力なのだろう。
自分の身に起こった同じ出来事。
それは隠すことも避けることもできない事実だ。
でも、それをどうとらえるかで、その出来事が意味する事は全く変ってくる。
自分に起こる事は全てチャンスである と考えればいい。
実際、その通りなのだから。